もくじ
Gitでリモートリポジトリを登録するときに、間違ったURLを設定してしまったことはありませんか?
例えば、リモートリポジトリのURLを間違えると、git fetch
やgit pull
を実行した際にエラーが発生します。
そんなときに役立つのがgit remote set-url
コマンドです。
本記事では、間違ったリモートURLを修正する方法を分かりやすく解説します。
間違ったリモートURLを修正する方法
間違ったURLを設定してしまった場合、以下の手順で修正できます。
1. 現在のリモートURLを確認する
以下コマンドを実行し、リモートリポジトリのURLが正しく設定されているかを確認します。
git remote -v

ここでURLが間違っている場合は、次の手順で修正します。
2. git remote set-url コマンドでURLを修正する
例えば、origin
に設定されているURLを修正する場合、以下のコマンドを実行します。
git remote set-url origin リポジトリのURL
リモート名がupstream
であれば、次のように変更してください。
git remote set-url upstream リポジトリのURL
3. 修正後のリモートURLを確認する
変更が反映されたかを確認するため、再度git remote -v
を実行します。
git remote -v
よくあるエラーと対処法
リモート名が違う場合のエラー
error: No such remote 'upstream'
というエラーが出る場合、リモート名が違う可能性があります。
まず、登録されているリモートリポジトリの一覧を確認しましょう。
git remote -v

もしupstream
ではなくorigin
になっている場合は、以下のように修正してください。
git remote set-url origin リポジトリのURL
まとめ
git remote -v
で現在のリモートURLを確認できるgit remote set-url <リモート名> <新しいURL>
でURLを修正できるgit remote -v
で変更が反映されたかを再確認する
GitのリモートURLを間違えても、簡単なコマンドで修正できます。
もしリモートリポジトリのURLを誤って設定してしまった場合は、本記事の手順を参考に修正してみてください!