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【PHP】mysqliを使ってデータベース(MySQL・MariaDB)接続時によく使う関数まとめ

PHP mysqli:データベース接続時によく使う関数まとめ

PHPでmysqliを使ってデータベース(MySQL/MariaDB)に接続するときによく使う関数をまとめました。

実務でもよく使用するためコピペで使用できるようにしてます。

MySQL接続関数 mysqli_connect(弟1引数, 第2引数, 第3引数)

第1引数
MySQLサーバーのホスト名
弟2引数
MySQLサーバーのユーザー名
弟3引数
MySQLサーバーに接続するユーザーのパスワード
返り値
MySQLとの接続に成功すると、mysqliクラス(MySQLとの接続情報を管理するオブジェクト)のアドレスを返します。
PHP
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  1. mysqli_connect('ホスト名', 'ユーザ名', 'パスワード');

mysqli_connect関数はアドレスを返すため「$dbobj」変数で管理します。

下記のコードでMySQLに接続出来かった場合、die関数で処理を終了して引数の「データベースに接続出来ませんでした」をいうエラーメッセージを表示します。

PHP
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  1. $dbobj = mysqli_connect('ホスト名', 'ユーザ名', 'パスワード') or die('データベースに接続出来ませんでした');

データベース領域選択関数 mysqli_select_db(弟1引数, 第2引数)

第1引数
接続情報
弟2引数
データベース名
bool
返り値
true or false
PHP
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  1. mysqli_select_db(接続情報, 'データベース名');
PHP
Copy
  1. mysqli_select_db($dbobj, 'データベース名');

MySQL利用時の文字コードを指定する関数 mysqli_set_charset(弟1引数, 第2引数)

第1引数
接続情報
弟2引数
文字コード
bool
返り値
true or false
PHP
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  1. mysqli_set_charset(接続情報, '文字コード');
PHP
Copy
  1. mysqli_set_charset($dbobj, 'utf8');

MySQLへ接続するため処理を関数化

PHP
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  1. function connect() {
  2.   $dbobj = mysqli_connect('ホスト名', 'ユーザ名', 'パスワード') or die('DBに接続出来ませんでした');
  3.   mysqli_select_db($dbobj, 'データベース名');
  4.   mysqli_set_charset($dbobj, 'utf8');
  5.   return $dbobj;
  6. }

SQL文を実行して、データべースからレコードを取得する関数 mysqli_query(弟1引数, 第2引数)

第1引数
接続情報
弟2引数
SQL文
mixed
返り値
true or false or SERECT, SHOWなどが成功した場合はオブジェクトを返す。
PHP
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  1. mysqli_query(接続情報, 'SQL文');
PHP
Copy
  1. $resultSet = mysqli_query($dbobj, 'SELECT * FROM テーブル名') or die(mysqli_error($dbobj));

直前で取得したレコード(リソース)の件数を取得する関数 mysqli_affected_rows()

引数
接続情報
int
返り値
成功した場合は行数を、失敗した場合は-1を返す。
PHP
Copy
  1. mysqli_affected_rows(接続情報);
PHP
Copy
  1. mysqli_affected_rows($dbobj);

データベースから取得したレコードを連想配列に変換する関数 mysqli_fetch_assoc()

引数
mysqli_result リソース
array
返り値
引数にリソースを保存した変数を指定すると、ポインタがある位置のレコードを連想配列で返し、ポインタを次の行へ移動します。
フィールド名が連想配列のキーになってます。
PHP
Copy
  1. mysqli_fetch_assoc(mysqli_result リソース);
PHP
Copy
  1. $data = mysqli_fetch_assoc($resultSet);

while文を利用してすべてのレコードを表示する

「$data = mysqli_fetch_assoc($resultSet);」をwhile文の前で使用するとポインタが1つ進んでいる状態から、while文を実行することになるので2行目のレコードから開始すことになるので注意してください。

PHP
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  1. while($data = mysqli_fetch_assoc($resultSet)) {
  2.   echo $data['フィールド名1'];
  3.   echo $data['フィールド名2'];
  4.   echo $data['フィールド名X'];
  5.   echo '<br>';
  6. }

全角・半角を変換する関数 mb_convert_kana()

オプション説明
r「全角」英字を「半角」に変換
R「半角」英字を「全角」に変換
n「全角」数字を「半角」に変換
N「半角」数字を「全角」に変換
a「全角」英数字を「半角」に変換
A「半角」英数字を「全角」に変換
s「全角」スペースを「半角」に変換
S「半角」スペースを「全角」に変換
k「全角カタカナ」を「半角カタカナ」に変換
K「半角カタカナ」を「全角カタカナ」に変換
h「全角ひらがな」を「半角カタカナ」に変換
H「半角カタカナ」を「全角ひらがな」に変換
c「全角カタカナ」を「全角ひらがな」に変換
C「全角ひらがな」を「全角カタカナ」に変換
V濁点つきの文字を1文字に変換(「K]や「H」と合わせて使用)

日本語のみに使える関数で、エンコードを指定しない場合、内部文字のエンコードを使用します。

PHP
Copy
  1. mb_convert_kana(string 変換文字列[,string オプション[,string エンコード]]);
PHP
Copy
  1. $char = mb_convert_kana($char, 'ns');

SQL文中で意味をもつ「'」や「"」の特殊文字のエスケープする関数 mysqli_real_escape_string()

PHP
Copy
  1. mysqli_real_escape_string(接続情報, string エスケープを行いたい文字列);
PHP
Copy
  1. $char = mysqli_real_escape_string($dbobj, $char);

SQL文で変数を使うための関数 sprintf()

変換指定子説明
%s文字列として扱う
%d10進数の整数として扱う
PHP
Copy
  1. sprintf(string 変換指定子を含む文字列
  2. [,mixed 変換指定子に当てはめる値
  3. [,mixed 変換指定子に当てはめる値
  4. [,...]]]);
PHP
Copy
  1. $sql = sprintf('INSERT INTO dbname SET
  2.   id=%d, item="%s"',
  3.   $id, $item);

エスケープ処理関数を配列内の各部屋も対象になるように関数化 htmlspecialchars()

PHP
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  1. function h($var) {
  2.   if (is_array($var)) {
  3.     return array_map('h', $var);
  4.   } else {
  5.     return htmlspecialchars($var, ENT_QUOTES, 'UTF-8');
  6.   }
  7. }

デバッグ処理を関数化

PHP
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  1. function v($val) {
  2.   echo '<pre>';
  3.   echo var_dump($val);
  4.   echo '</pre>';
  5. }

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