もくじ
この記事では、JavaScriptで指定したクラスが含まれているかを判定する方法を解説します。
Web制作や開発で要素に特定のクラス名が含まれているか判定する場面は多くあります。
例えば、クリック時に特定のスタイルを適用したり、特定の条件を満たす要素のみを処理したりするケースです。
classList.containsメソッドでクラスが含まれているかを判定
JavaScriptでは、DOM要素のclassList
プロパティを利用して、クラス名が存在するかどうかを判定することができます。
classList.contains
メソッドは、指定したクラス名が要素に含まれていればtrue
を、含まれていなければfalse
を返します。
const element = document.querySelector('.example'); // 対象の要素を取得
if (element.classList.contains('target-class')) {
console.log('クラスが含まれています');
} else {
console.log('クラスが含まれていません');
}
classList.containsメソッドの特徴と注意点
判定について
classList.contains
は完全一致のみをチェックするため、「target-class1」や「target」などの部分一致は判定しません。互換性
classList
プロパティはほどんどモダンブラウザに対応してますが、古いブラウザには対応してない場合があります。
classListプロパティのブラウザ別対応状況
classNameプロパテでクラスが含まれているかを判定
古いブラウザとの互換性が必要な場合、className
プロパティを使って判定することも可能です。
className
を使用するとクラス全体を文字列として取得するため、split
メソッドで配列にしてから完全一致を確認する必要があります。
const element = document.querySelector('.example');
const classes = element.className.split(' '); // クラスを配列として取得
if (classes.indexOf('target-class') !== -1) {
console.log('クラスが含まれています');
} else {
console.log('クラスが含まれていません');
}
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