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【WordPress】自作テーマ開発に必須のプラグイン5選|クラシックテーマ向け

WordPress 自作テーマ開発に必須のプラグイン5選|クラシックテーマ向け

WordPressで自作テーマ(クラシックテーマ)を作っていると、表示崩れやエラー、原因不明の遅さに悩むことがあります。

そんなときは「機能追加のプラグイン」よりも、不具合を早く見つけて直すための検証用プラグインを揃えるのが近道です。

この記事では、テーマ開発でよく使う必須プラグイン5つと、効率のいい使い方をまとめて紹介します。

この記事でわかること

  • 自作テーマ開発で入れておきたい「開発・検証用プラグイン」
  • 表示崩れ/エラー/表示が重い原因を素早く見つける方法
  • 迷ったときの最小構成(まず入れる3つ)と、おすすめの進め方

結論:自作テーマ開発は“検証用プラグイン”で効率が決まる

自作テーマ(PHPテンプレ中心)を作るとき、必要なのは「機能を増やすプラグイン」よりも、表示崩れや不具合を早く見つけるためのプラグインです。

テーマ開発で詰まりやすいのはだいたいこの3つです。

  • どのテンプレートが読み込まれているか分からない
  • どこでエラー/警告が出ているか分からない
  • なんか遅いけど原因が特定できない

これらを一気に解決できるのが、今回紹介する開発・検証用プラグインです。

自作テーマ開発時に導入したい定番プラグイン

Theme Check(よくあるミスの検知)

Theme Check

Theme Check は、自作テーマで発生しやすいミス(翻訳対応の抜け、出力のエスケープ不足など)をチェックできるプラグインです。

見つけやすい問題(例)

  • __() / _e() などの翻訳関数が使われていない
  • esc_html() / esc_attr() など出力のエスケープが不足している
  • wp_enqueue_script() / wp_enqueue_style() を使わずにCSS/JSを直書きしている

おすすめの使い方

  • テーマがある程度動いた段階で、一度チェックを実行する
  • 指摘内容を確認し、優先度の高いものから修正する
  • 機能追加や修正のたびに再チェックする

※WordPress.orgに提出しない場合でも、よくある実装ミスや推奨ルールの抜けをまとめて洗い出せるため便利です。クライアント案件によっては、Theme Check の実行結果の共有(または提出)を求められることもあります。

WordPress Importer(テストデータ投入)

WordPress Importer

テーマの表示確認は、普段の投稿を数件チェックするだけだと、見落としが出やすいです。

そこで役立つのが、テスト用データ(WXR)をまとめて投入して検証する方法です。

WXRのインポートには WordPress Importer を使います。

テストデータで見つかること(例)

  • 長文での余白崩れ、見出し間隔の詰まり
  • 引用、リスト、コード、画像+キャプションの表示崩れ
  • 画像サイズやギャラリーの見え方
  • コメント(ネスト)のレイアウト崩れ

おすすめの使い方

  • テスト用のWordPress環境(検証用サイト)を用意する
  • WXRをインポートしてテストデータを投入する
  • トップ/一覧/詳細/固定/検索/404 を一気に巡回して崩れを確認する

※テストデータ(WXR)を入れて確認しておくと、納品後にクライアントの実データで初めて発覚しがちな表示崩れ(長文・画像・ギャラリー・コメントなど)を、事前に見つけて修正できます。

Query Monitor(エラー・遅さの可視化)

Query Monitor

自作テーマ開発で心強いのが Query Monitor です。

導入すると、原因調査を手探りで進めるのではなく、表示される情報を根拠に切り分けられるようになります。

確認できること(例)

  • どのテンプレートが使用されているか(例:single.php / archive.php など)
  • PHPエラーや警告
  • DBクエリ(回数/実行時間)
  • フック(actions / filters)
  • 読み込まれたCSS/JS、HTTP API など

こんなときに役立つ

  • 表示しているページで、どのテンプレートが使われているのか分からない
  • functions.php のどこでエラーや警告が出ているのか特定したい
  • 表示が重い原因(遅い処理・重いクエリ)を見つけたい

このような場面で、Query Monitor を使えばテンプレート名やエラー内容、クエリの実行状況などが可視化されるため、原因を追いやすくなります。

Regenerate Thumbnails(サムネイル再生成)

Regenerate Thumbnails

テーマ側で add_image_size() を変更しても、すでにアップロード済みの画像サムネイルは自動で作り直されません。

そこで役立つのが Regenerate Thumbnails です。

既存画像のサムネイルを一括で再生成できるため、画像サイズ設計を調整したあとでも表示を正しく揃えられます。

こんなときに役立つ

  • サムネイルがぼやける/切れる/サイズが合わない
  • 画像サイズ(add_image_size())の設計を変更した
  • srcset の出力や表示サイズの挙動を確認したい

RTL Tester(CSSの汎用性チェックに役立つ)

RTL Tester

日本語サイトが前提でも、RTL(Right-to-Left:右から左に読む言語)表示で確認しておくと、CSSの書き方に偏りがないかを見直すきっかけになります。

特に、左右方向を固定した指定が多いと、将来的な多言語対応やレイアウト変更のタイミングで崩れやすくなります。

崩れやすい例

  • 余白をmargin-left/margin-rightの固定指定で書いている(左右反転に弱い)
  • アイコンの位置Flexの並び順が想定どおりにならない
  • text-align: left;など方向依存の指定が多く、意図しない見た目になる

こんなときに役立つ

  • 将来的に多言語化する可能性がある
  • 海外ユーザーも想定している(または想定するかもしれない)
  • CSSを「どの言語・どの環境でも崩れにくい」書き方に整えておきたい

RTL Tester は、いわばレイアウトの耐久テストとして使えるので、余裕があれば導入しておくと安心です。

迷ったらこの3つだけでOK(最小構成)

最初からすべてのプラグインを入れる必要はありません。

まずは次の3つを入れておけば、テーマ開発のチェック・テスト・原因調査が一通り回せるようになります。

  • Theme Check(よくある実装ミスのチェック)
  • WordPress Importer(テストデータ投入)
  • Query Monitor(テンプレート特定・エラー・速度の調査)

私自身も、まずはこの3つ(Theme Check/WordPress Importer/Query Monitor)だけ入れて開発を進めることが多いです。

必要になったタイミングで Regenerate Thumbnails や RTL Tester を追加する形にすると、環境がごちゃつかず作業がスムーズになります。

開発の進め方(おすすめ手順)

自作テーマ開発は「作る → チェックする → 直す」を短いサイクルで回すのが最短です。

次の順番で進めると、無駄な手戻りが減ります。

  • テーマを最低限動かす(トップ/一覧/詳細が表示できる状態にする)
  • Theme Checkで指摘を確認し、優先度の高いものから修正する
  • WordPress Importerでテストデータ(WXR)を投入し、崩れをまとめてチェックして直す
  • 想定外の挙動やエラーが出たら、Query Monitorで原因を特定する
  • 画像サイズを調整したら Regenerate Thumbnails でサムネイルを再生成する
  • 余裕があれば RTL Tester でCSSの方向依存(左右固定)による崩れがないか確認する

この流れで進めると、納品前に見落としやすい崩れを減らしつつ、原因調査もスムーズになります。

よくある質問(FAQ)

Q. 自作テーマでも Theme Check は必要ですか?

必須ではありませんが、やりがちな実装ミス(エスケープ不足・翻訳対応の抜け・非推奨な書き方など)をまとめて洗い出せるため、結果的に手戻りが減りやすいです。

「まず一度チェックして指摘を潰す」だけでも、開発の質とスピードが上がります。

Q. Query Monitor は本番サイトに入れても大丈夫ですか?

Query Monitor は開発・検証向けのプラグインです。

運用中のサイトでは不要な情報が表示されたり、状況によっては負荷につながることもあるため、公開環境では無効化または削除しておくのがおすすめです。

※Query Monitorに限らず、開発・検証目的で入れたプラグインは、本番環境では基本的に無効化(可能なら削除)しておくのがおすすめです。不要なプラグインを減らすことで、セキュリティ面と運用負荷の両方を抑えられます。

Q. テストデータ(WXR)はどこで入手できますか?

一般的には、Theme Unit Test のテストデータや、ダミー投稿をまとめたWXRファイルを使います。

もちろん自分で用意しても問題ありません。

まとめ:自作テーマ開発は「検証とデバッグ」を先に整えると速い

自作テーマ開発で重要なのは、機能を増やすことよりも、検証とデバッグを素早く回せる状態を作ることです。

今回紹介したプラグインを入れておくだけで、「表示が崩れる」「エラーが出る」「動作が重い」といった問題を、原因ごとに切り分けて対処しやすくなります。

  • Theme Check(よくある実装ミスをチェック)
  • WordPress Importer(テストデータ投入で表示崩れを発見)
  • Query Monitor(テンプレート特定・エラー・速度の原因調査)
  • Regenerate Thumbnails(画像サイズ変更後のサムネ再生成)
  • RTL Tester(方向依存のCSS崩れチェック)

まずはTheme Check/WordPress Importer/Query Monitor の3つから始めて、必要に応じて残りを追加するのがおすすめです。

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