もくじ
SourceTreeにGitHubアカウントを設定し、SSHで接続する方法を初心者向けに解説。
本記事では、SSHキーの作成から登録、接続確認までを詳しく説明します。
- Windows 10
- SourceTree 3.4.22
●GitHubのアカウント作成方法については以下の記事で解説しています。
-
【GitHub】アカウントの作成方法
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●SourceTreeのインストール方法については以下の記事で解説しています。
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【Windows】初心者でも簡単!SourceTreeのインストール方法
もくじSourceTreeとは?SourceTreeのインストール前準備SourceTreeのインストール手順まとめ この記事では、SourceTreeのインストール方法を初心者向けにわかりやすく解説 ...
SSH接続
SSHは、安全にリモートサーバーと通信するためのプロトコルです。
GitHubでは、HTTPSの代わりにSSHを使うことで、より安全かつ簡単にリポジトリを操作できます。
SSH接続のメリット
毎回のパスワード入力が不要
2段階認証を有効にしていてもスムーズに利用可能
より安全な通信が可能
SourceTreeにGitHubアカウントを設定する
OAuthの設定
SourceTreeを起動
「ツール」をクリック
「オプション」をクリック
「認証」をクリック
「追加」をクリック
ホスティングサービスで「GitHub」を選択、優先するプロトコルで「SSH」を選択
認証で「OAuth」を選択し、「OAuth トークンを再読み込み」をクリック
ブラウザが起動するので、GitHubにログイン
※既にログインしている場合は、ログイン後の画面が表示されます。
「Authorize atlassian」をクリック
「ユーザー名」が入力されていることを確認し、「OK」をクリック
GitHubにSSHキーを登録する
SourceTreeの設定
「ツール」をクリック
「SSH キーの作成/インポート」をクリック
「Generate」をクリック
以下画像の赤枠部分でマウスを適当に動かす(緑色のバーが右端に伸びるまで)
※マウスの動作パターンを利用して、固定のキーを生成しています。
「Key passphrase」(キーパスワード)と「Confirm passphrase」(確認用パスワード) に任意の同じパスワードを入力
※設定したキーパスワードは忘れないようにメモなどに残しておきましょう。
「Save public key」をクリック
保存先を指定するためのウィンドウが立ち上がるので、PCのアカウントフォルダに移動後「.ssh」フォルダ作成
※SSHキーは、PCのアカウントフォルダの中の「.ssh」フォルダに保存する必要があります。
私の場合、「PC」→「Windows(C:)」→「ユーザー」→「PCのアカウントフォルダ」の中に「.ssh」フォルダを作成しました。
「.ssh」フォルダに移動し、「ファイル名(N)」に「id_rsa.pub」と入力し、「保存(S)」をクリック
「Save private key」をクリック
「.ssh」フォルダであることを確認
「ファイル名(N)」に「id_rsa.ppk」と入力し、「保存(S)」をクリック
以上でSourceTree側のSSH設定は完了しましたが、今後SourceTreeで操作できない部分をコマンドラインで補う必要があるため、コマンドラインのSSHも設定しておきます。
「Conversions」をクリック
「Export OpenSSH key」をクリック
「.ssh」フォルダであることを確認し、「ファイル名(N)」に「id_rsa」と入力し、「保存(S)」をクリック
GitHubの設定
「Public key for pasting in to OpenSSH authorized_keys file」をクリップボードにコピー
GitHubにアクセスし、右上のアイコンをクリック
「Settings」をクリック
「SSH and GPG keys」をクリック
「New SSH key」をクリック
「Title」に任意のタイトルを入力、「key」にクリップボードの内容を貼り付けて、「Add SSH key」をクリック
SSHの接続確認
リモートリポジトリの作成
リポジトリを作成してない場合、以下手順で作成します。
※リポジトリが既に存在する場合は、リモートリポジトリをSSHで追加するにお進みください。
「ハンバーガーメニュー」をクリック
「Home」をクリック
「Create repository」をクリック
「Repository name」を入力、「Private」を選択し、「Create repository」をクリック
※「Repository name」は任意の名前を入力してください。
以上でリモートリポジトリの作成完了
リモートリポジトリをSSHでクローンする
クローンしたいリポジトリページを開く
「SSH」をクリック
「コピーアイコン」をクリックし、クリップボードにコピー
SourceTreeに戻り、「ファイル」をクリック
「新規/クローンを作成する...」をクリック
①にクリップボードの内容を貼り付け、②にクローン先を指定、③の名前を確認し、「クローン」をクリック
※②のクローン先は、デスクトップに「clone」フォルダを作成し、そこを指定しています。
※③の名前は自動で入力されます。
※リモートリポジトリとのSSH接続が初めての場合、リポジトリタイプ:ソースパス/ソース URL として正しくありません」というエラーが発生し、「クローン」をクリックすることができない場合があります。
●エラーの解消方法は以下記事で解説しているので、ご参照ください。
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【Windows】SourceTreeでGitHubからクローン出来ない場合の対処方法
もくじエラー内容の確認と原因調査エラーの解決方法 本記事では、エラー: The host key is not cached for this server:github.comが原因で、Source ...
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問題なくクローン出来ていれば、SSH接続完了
まとめ
SourceTreeをインストールすれば、コマンドラインを使わなくても簡単にGitを管理できます。
初心者でも安心して使えるツールなので、ぜひ試してみてください。
インストール後の基本的な操作方法も一緒に覚えて、効率的なソースコード管理を実現しましょう。
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私もこの講座でGitの操作方法について学びましたが、 コマンドがどのような仕組みで実行されているのか図解で説明がありとても理解しやすかったです。
今までGitを何となく使用しているだけで、Gitが何をしているのか理解できていない部分がありましたが、それらを理解することができました。
実際にコマンドラインで手を動かしながら学習できるため、初心者でもスムーズに学ぶことができます。
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これからGitを学びたい方、プロジェクトで使えるようになりたい方には、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
私もこの本でGitの操作方法について学びましたが、GitやGitHubの基本的な操作から、実際にコードを管理する方法まで、初心者にも分かりやすく解説されてました。
特に良かったのは、手を動かしながら覚えていける点とコマンドラインだけではなく、SourceTree(クライアントソフト)を使用したGitの操作方法の説明があったところです。
もしGitに苦手意識があるなら、ぜひこの本を読んでみてください。
初心者でもスムーズに学べる内容が詰まっています。